クレジットカードのセキュリティーの高さとは

クレジットカードの不正利用のニュースが出ることが増えていますが、以前のように店頭での不正利用だけでなく最近はインターネットで不正に利用されるというケースが多くなってきています。

第三者にクレジットカートの情報を不正に読み取られることによっておこるものですが、なぜ情報を吸い取られているのかはそのケースによって異なります。

以前では、お店で利用した時にスキミングと呼ばれる方法で情報を吸い取られることがありましたが、最近はネットでしか使っていないカードなのに不正利用されるというケースもあります。

その場合はハッキングなど、パソコンやネット上で使っているデバイスにアクセスされて情報が抜き取られるということが考えられるでしょう。

そのようなことを防ぐために役立っているのが、セキュリティーコードです。

セキュリティーコードは、最近ネット通販などで買い物をするときに入力する機会が多いもので、クレジットカードに記載されている3桁か4桁の数字です。

これは、それぞれのクレジットカードによって異なる数字でそれを持っていないとわからないので、ネット上での不正利用ができなくなっています。

すべての会社のカードにあるわけではありませんが、大手の物では大体採用されています。

例えば、有名なクレジットカード会社の一例では、店頭で怪しいと思われたときにはすぐにカードが使えなくなったり、コールセンターにつながりいくつかの質問に答えなければならないといったシステムがあります。

これは、店員の技量にもよりますが不正に利用されるのを防ぐもので、カード会社のほうでもモニタリングを行っており24時間トラブルがないかをチェックしているので安心です。

又、銀行などでも使われているワンタイムパスワードのシステムを使って、一度だけしか使えないパスワードによって利用ができるといったセキュリティもあります。

クレジットカードは、カードそのものを盗まれてしまうと不正に利用されてるので盗難に注意が必要ですが、気づいた時点でコールセンターに報告すればすぐに止めてもらうことが可能です。

不正に高額の利用がある場合には、モニタリングによりチェックが入って未然に防げることもありますし、ネット通販でも3桁か4桁のセキュリティコードが求められることが多いので、犯罪に巻き込まれにくい仕組みになっています。

私自身も使っているクレジットカードは2枚あって、10年以上利用していますが頻繁に利用していても、犯罪に巻き込まれたことは一度もありません。

スキミングを防ぐために、個人のお店などでは使わないようにしているといった配慮はありますが、ネット通販を利用することが多いのでなくてはならないツールです。

通常の利用をしている分には、全く心配をする必要がないほど日本国内のクレジットカードは安全性が高いです。

カード会社によって異なりますが、性能の高いセキュリティ認証システムが導入されていて、合言葉を入れなくてはならなかったり何段階かに分けて認証をするといった方法でログインします。

カードの情報を持っているだけでは決済できないネット通販も多いので、知らないうちに使われていたというトラブルは最近それほど多くはなくなっています。

ただし、カード自体を盗まれたり落としたことを気づいていないまま生活していると、知らないうちに使われてしまうということもありますので、いくらセキュリティ機能が充実していても管理には十分注意する必要があります。

特に東南アジアなどでは、頻繁にすりやすり替えなどといったトラブルが報告されていますので、セキュリティに安心することなくそのものの管理に気を付けましょう。